試合結果レアル・ソシエダ 1 – 0 ビジャレアル
現地時間10月9日、ラ・リーガ第8節、現在リーグ2連勝中のレアル・ソシエダは、ここまで3勝3分け1敗のビジャレアルとホームで対戦。試合は33分のブライス・メンデスの今季5ゴール目となる得点が決勝点となり1-0で見事に勝利。ラ・リーガは3連勝、ヨーロッパリーグを含めると5連勝となりました。木曜日のELシェリフ戦でフル出場した久保選手は、今節もセルロートと並ぶ2トップで先発出場し、アシスト、得点はなかったものの中2日とは思えない攻守に渡るハードワークでコンディションの良さが伺えました。86分の交代の際にはスタンディングオベーションが起こり、サポーターから健闘を讃えられていた光景がとても印象的でした。データサイトによる採点と現地メディア・サポーターの反応をまとめます。
採点・久保建英
6.69 (チーム8位/最高7.85/最低5.94)
WhoScoredによる第8節の採点は6.69(チーム内8位)、最高点はミケル・メリーノの7.85、続く2位は積極的な攻撃参加も目立ったアレックス・ソラの7.78、3位は決勝点を決めたブライス・メンデスの7.73だった。
前節に続きシュートは2本に対し枠内シュートは0本。チーム1位はブライス・メンデスの4本、2位はセルロートの3本となっている。
キーパスは1本(チームトップはダビド・シルバの3本)、パス数は22本(チーム10位)、パス成功率は77.3%(チーム11位)となった。
今節は87分までプレー、ボールタッチ数は39回(チーム9位)、チーム1位はミケル・メリーノの90回だった。ドリブル成功数は1回となっている。
メディアの反応
彼は勝利のゴールにつながるコーナーを得た。この試合でも日本人は良いプレーをした。他の試合ほど華麗ではなかったが、同じように積極的に参加した。彼の機動力はチームメイトに高く評価された。後半はラストパスの精度を欠いた。
as
採点7
彼は体力が落ち始めても、その忍耐力によって再び輝くことができていた。日本人は生まれながらの労働者であり、バイオリンを弾くことも、オーバーオールを着ることもできる。彼はとても優秀だ。
海外の反応
久保はとても良い選手に見えます、彼は過小評価されています。
久保はレアル・ソシエダに残らなければならない。
何よりイマノルは、これまでスペインのチームではうまくいかなかった久保をうまく使っている。
パレホが動揺しているのは、ビジャレアルがその匂いを嗅ぎつけられないからだ。今日、久保からファウルなしでボールを奪うことは不可能だ。
久保建英がウナイ・エメリの前で素晴らしいプレーをしたこと、それだけで私は今日、見るべきものがあった。
久保はスタンディングオベーションでピッチを後にした。彼は愛されている。
久保は間違いなくマドリードのDNAを持っている!
久保建英は、レアル・ソシエダという理想的な場所で、自分のレベルを試すことができた。ヘタフェ、ビジャレアル、マジョルカに在籍していた時よりも、より快適になっている。
スビメンディ、ブライス、メリーノ、シルバ、久保のプレーが見れてラッキー!
ブライスがレアルのゲームに手袋のように順応することはすでに分かっていたが、ハードワークの面は予想していなかった。1400万ユーロは高すぎると思っていたが、今は4倍の価値がある。久保もまたその存在感、仕事ぶり、品格に驚かされる選手だ。
久保を疑って悪かった、本当に。
シメオネがグリーズマンを表現したとすれば、イマノルはブライスと久保を発見したことになる。
B. メンデスは素晴らしい選手だが、久保も負けてはいない!
ヨーロッパリーグでフル出場していただけに、途中出場、もしくは後半早いタイミングでの交代かと思っていましたが、今節もほぼフル出場で、昨シーズン懸念されていたスタミナ面も問題なくとてもたくましく見えました。好調なチームを支える代えの効かない存在になっていますね。今週もELシェリフ戦(日本時間10月14日4:00〜)を控えており、さすがにターンオーバーされるかなと思っていますがどうなるでしょうか。ラ・リーガ次節はアウェイでセルタ戦です(日本時間10月16日21:00〜)。
関連動画(ハイライト・試合分析)
- 過密日程でも強度とパフォーマンスが落ちない久保。それは選手としての格が上がった証拠。W杯での日本代表にも朗報。|ラ・リーガ 第8節 レアル・ソシエダ vs ビジャレアル レビュー – 小澤一郎 Periodista