【久保建英・先発出場】エルチェ vs レアル・ソシエダ(2022年8月27日)

エルチェ vs レアル・ソシエダ

試合結果エルチェ 0 – 1 レアル・ソシエダ

現地時間8月27日、ラ・リーガ第3節、レアル・ソシエダはアウェイでエルチェと対戦。久保選手は4-4-2の2トップの一角で開幕から3戦連続の先発出場。ニューカッスルに移籍したイサクに代わって、18歳の新戦力アリ・チョーが先発となり久保と初コンビを組むことになりました。ゲームは前半20分、右サイドの空いたスペースに走り込んだブライス・メンデスが、スビメンディからのスルーパスを受け、GKとの1対1を制し加入後初ゴールを決め先制。その後、チョーが獲得したPKをメリーノが外すなど、ゲームを支配しながらも追加点は奪えないまま、0-1のスコアでの勝利となりました。久保選手は78分に交代となりましたが、試合を重ねるごとにダビド・シルバ選手との連携が深まっており、見る者をワクワクさせるような息のあったプレイが随所に見られました。各データサイトの採点と現地の反応をまとめます。

採点・久保建英

第3節(WhoScored.com)

5.90 (チーム16位/最高7.84/最低5.90)

WhoScoredでは、チーム内16位の5.91と厳しめの採点となった。UnsTouches(ボールコントロールの悪さ)が9回とチームで最も多くなっており、こちらの数値が響いたものと見られる。

SoFaScoreにおいても、第3節ではチーム全体平均の6.9を下回る結果となっている。

シュート数は3本、枠内シュートは2本といずれもチーム内1位となった。

キーパスはゼロ(チームトップはダビド・シルバの2本)、パス数は28本(チーム9位)、パス成功率は82.1%(チーム9位)。

ボールタッチ数は51回(チーム1位はスビメンディの80回)。

メディアの反応

久保(1節)とブライス(3節)がそれぞれ初得点を決め、チョウがPKを得るなど、新戦力はすでに活躍している。

eldesmarque

イサクの代わりにイレブンに入ったモハメド・アリ・チョーは、エルチェ戦で傑出した選手の一人であった。この若いフランス人ストライカーは、久保建英と前線でコンビを組み、いくつかの素質を見せたとブライスは語った。

DAZN NEWS

海外の反応(Twitter)

ラ・レアルのあの中盤は、スビメンディ、メリノ、シルバ、ブライス、久保と、クオリティに溢れ、機動力とバリエーションでどんなラインも切り裂くことができるのである。特に、そのラインが今日のエルチェのように乱れている場合はなおさらだ。

ズビメンディ、メリノ、シルバ、ブライス、久保の中盤は贅沢なものです。しかし、そのような駒を取り除き始めると、途端にチームは苦しくなります。

シルバと久保は殺傷能力に欠けていたかもしれないが、全体的によかった。

シルバ、久保、メリノ、ブライスのチームワークを見るのはシビれますね。

アリ・チョーと久保はストライカーではないし、チームのゴールを担うには若すぎる。

久保はストライカーとしてプレーしていますが、ボールを受けに降りて、チームに多くのプレーを与えてくれます。

まだ評価は早いと思いますが、新加入選手のうち3試合で久保とブライスはすでにその存在感を示しています。間違いないのは、彼らが正しいチームにいることだ。

過去3回の移籍が疑問だらけだったにもかかわらず、久保に賭けたことも理解できるだろう。その繊細さ、上下のラインとの関係性、フリースペースの取り方。ラ・レアルは彼にとって理想的な場所です。

マジョルカ、ヘタフェやビジャレアルと違って、久保lはとても快適そうです。彼には自分の居場所がある。

久保建英のレアル・ソシエダへの移籍は申し分ない。イマノルのシステムで輝きを放ち、レンタル移籍期間中とは異なり、毎試合安定したパフォーマンスを発揮している。どこまで行けるか楽しみです。

久保はラ・レアルのゲームを非常に速く理解し、シルバと非常に連係がとれている。

レアル・ソシエダのようなリーガ・エスパニョーラのトップチームで先発し、重要な役割を果たすことは、彼をサッカー選手として大きく成長させることになるだろう。

久保はヤヌザイよりも魔力がありませんが、彼よりずっとチームにフィットしていると思う。

久保はラ・レアルで成功する、いや、するはずだ。自分の理想とするポジションで、自分のプレーにぴったり合ったチームで、スタメンとしてプレーしている。

久保の方向感覚は天才的です。背中を向けて受け取ろうが、悪目立ちしようが関係ない。彼の長所の多くは、このような微妙な工夫によって生み出されている。

久保の一手がすべての引き金となる。味方のアンマークを察知して(見て)、パスラインを生成するサポートをするのがいい。


ダビド・シルバとの連携の良さを筆頭に、足元がうまい選手を揃えた中盤のダイヤモンドに好意的な意見を寄せる方が多く見受けられました。今節は若き新戦力のアリ・チョーとコンビを組みましたが、移籍マーケットが閉じる前に新たなFWが加入するのかどうか気になるところです。次節はホームでアトレチコ・マドリード戦です(日本時間9月4日01:30〜キックオフ)。

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