現地時間9月8日、ヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第1節で、レアル・ソシエダは敵地オールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。前半を0-0で折り返した59分、久保選手からのパスを受けたシルバのシュートがハンドを誘いPKを獲得し、これをブライス・メンデスが落ち着いてゴールを決めレアルが先制。これが決勝点となりアウェイで貴重な勝利を収めました。後半から立て続けにチャンスを作り出した久保選手のデータサイトによる採点と現地の反応をまとめます。
採点・久保建英
6.68 （チーム8位／最高7.44／最低6.03）
WhoScoredによる採点では6.68（チーム最高はミケル・メリーノの7.44）。キーパスは2本でブライス・メンデスと並びチーム1位となっている。
6.7 （チーム8位／最高7.6／最低6.3）
SofaScoreでの採点は6.7（チーム8位）、チーム1位はGKアレックス・レミロの7.6。アイヘン・ムニョスの7.3を筆頭にDF陣に7点代が多く、MFではミケル・メリーノの7.3が高得点。スビメンディ7.2、ブライス・メンデス6.8、ダビド・シルバ6.6という採点となっている。
メディアの反応
このノルウェー人（ソルロト）と日本人選手の活躍により、後半に調子を上げてきたユナイテッドは勢いを失った。久保の華麗な2つの動きの後、コーナーキックを得て、再び日本人選手がシルバへつなぎ、リサンドロのハンドを誘いPKを獲得した。
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前に出過ぎて少し個人主義的な面もあったが、後半は改善されより知的にプレーし、リンデロフに多くの問題を引き起こしていた。ブライスと良いコンビネーションを見せた（採点7）
eldesmarque
レアルで最も攻撃的な選手だった。楽観的で生意気な自分のプレーと溢れる才能に自信を持っていた。何度か良いプレーを見せた後、後半にはレアルの勝利の鍵を握る存在となった。2本の素晴らしいクロスと良いシュートを放っている（採点9）。
Noticias de Gipuzkoa
海外の反応（Twitter）
久保は複雑な舞台でとても良い試合をした。今年は彼の年になりそうでうれしく思っています。彼はその資質があるからこそヨーロッパでブレイクしなければならないのだ。
オールド・トラフォードでの久保建英の素晴らしい夜。彼はなかなか離陸しませんが、私はまだ離陸すると信じています。彼の才能は稀有なもので、非の打ちどころのない仕事熱心な若者です。
スビメンディの指揮、PKを誘発する魔術師シルバ、久保の突破、そしてアリツのキャプテンぶりが素晴らしい。
久保建英は偽9番としてもウイングとしても、彼の持つクオリティと大きな重要性を示しています。
レアルが久保やシルバを活性化させ始めるとユナイテッドは再び地味になり、そこにゴールが生まれた。とてもクールなチームです。
久保建英の3つのトップクオリティの動きにより、レアル・ソシエダは0-1とリードを広げた。日本人がどれだけ前線から動いているか。どこにどのように介入するか、彼には完全な自由が与えられているのです。素晴らしい。
久保が無限に優れているわけでもない。彼は非常に一貫性がなくいつも違いを生み出せない。
久保選手の試合、特に後半は素晴らしい。機動力があり、スペースを作り、何度もゴールチャンスを作った。1-0としたPKに関与し、自らも追加点を挙げることができたはずだ。
久保はスペインのサッカーに順応している。すでに頭の回転が速く、時折良い判断を下す。それでもレアル・マドリードでプレーしたいのなら、もっと自分のポテンシャルを引き出さなければならない。
久保のユナイテッド戦は本当に良かった。ラ・レアルでは、彼は間違いなく自分の居場所を見つけたようだ。
ブライスと久保については、多くの人が疑っていましたが、私にとっては2人が常に素晴らしい選手であるように思えましたし、これまでのところ、彼らはそれを証明してくれています。
久保との契約はまったく期待していなかったが、正直言って間違っていた。
今日のマンチェスター・ユナイテッド戦では久保が一番良かった、彼に賭けるよ。
もう久保を疑う人はいないんじゃないでしょうか？
後半、左ウィングにポジションを移したあとの久保選手のプレイは目を見張るものがあり、メディアも含め現地の反応は好意的なものが多く見受けられました。複数のポジションで違いを生み出せる選手は、過密日程が続くチームにとっても貴重な存在となっているのではないでしょうか。次回ヨーロッパリーグ・グループステージ第2節は、ホームでオモニア（キプロス）と対戦です（日本時間9月16日金曜1:45〜)。
関連動画（ハイライト・タッチ集・試合分析）
- 久保建英のマンUを大絶望させたドリブル – マンデーフットボール
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