試合結果アーセナル 2 – 1 アストン・ヴィラ
現地時間8月31日、プレミアリーグ第5節、開幕から4連勝中のアーセナルは、ここまで1勝3敗と波に乗れていないアストン・ヴィラとホームで対戦。ジェズスの先制ゴールで前半を折り返し後、冨安選手は64分から途中出場。74分にCKからの直接ゴールで同点にされたものの、直後の77分、ペナルティエリア近くにあがった冨安がサカへ絶妙なパス通し、サカのボールを受けたマルティネッリがゴールを突き刺す。このゴールが決勝点となりアーセナルは怒涛の5連勝を飾りました。少しずつ出場時間を増やし、今節も決勝点につながる活躍を見せた冨安選手の現地の反応はどうだったのでしょうか。データサイトの採点とともに振り返ります。
採点・冨安健洋(第5節)
6.57 (チーム8位/最高8.27/最低6.04)
今節は64分よりベン・ホワイトに代わって途中出場。少しずつ出場時間を増やすとともに採点も向上してきている。
タックル2回、後半途中出場にもかかわらずインターセプトは2回成功(1位のロコンガの3回に次ぎチーム2位)。
パス数は18本(チーム12位)、パス成功率は72.2%(チーム14位)。キーパス1本は決勝点につながった(マルティネッリ→冨安→サカ→マルティネッリ)。
メディアの反応
ベン・ホワイトに代わって出場し、サカをできるだけ多くオーバーラップさせようとする意図を示した。
Evening Standard
ワトキンスのロングボールの脅威を、空中戦の能力でほぼ瞬時にシャットアウトした。この日本代表選手は、守備に長けているため現在はベンチの戦力として優れている。
Football London
海外の反応(Twitter)
アルテタがもう冨安を使ってくれるのは嬉しいですね。本当の意味での4バックでプレーを始めましょう。
冨安のオーバーラップ、素敵。
冨安のようなクオリティーを持った選手がベンチにいることは、とても良いことだと思う。本当にちゃんとしたチームになってきた。
冨安がいると右サイドが良く見える。
冨安はサカに攻撃的なサッカーをする機会を与えている。
ベン・ホワイトが冨安のためにベンチ入りしなければならない理由を理解してもらえるといいのだが。右サイドの攻撃がもっと多彩になるように。
冨安とサカの連携はワールドクラス。冨安の走りはとても良い。
冨安はチームに大きなバランスをもたらしている。
正直、冨安の良さを忘れていた。
なんというビルドアップ! 冨安からサカへのボールは、マルティネッリへの素晴らしいクロスをセットアップした。
冨安のサカへのパスはサッカー界で最もセクシーなパスの一つだった。
ベン・ホワイトのRBも素晴らしいが、冨安のRBはまた別格だ。
冨安の先発起用は、サカの積極性と試合へのインパクトを高めるきっかけになるし、中盤で簡単にプレーできる。
冨安とエンケティアは素晴らしい。この才能豊かな選手たちがベンチにいることに、とても興奮している。
今節は決勝点につながる動きもあり、現地の反応は上々でした。冨安選手が出場することによりサカのパフォーマンスが上がることを指摘する方も多い印象を受けました。早くも先発出場を望む声も上がり始めていますが、今季から右SBに入っているベン・ホワイトも調子がいいため、焦らず徐々にフィットしていってくれたらいいですね。次節はアウェイでマンチェスター・ユナイテッド戦です(日本時間9月5日00:30〜)。
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